東京大学院からLINEやMicrosoftを経て、キーエンスで法人営業400%成長を達成し、ついに「インテントセールス」の旗手となった小笠原羽恭さん。公立高校でのIT好奇心から海外留学、DX支援、そしてSales Marker創業までの道のりを余すところなくお届けします。
小笠原羽恭さんの高校時代に芽生えたITと英語への情熱
ニューヨーク大学アブダビ校&ワシントン大学院で磨いた専門性
キーエンス、Voicy、Microsoftで開花したスキルセット
ハッカソン優勝からSales Marker創業までの転機
インテントセールスが切り開く営業の未来
高校時代に芽生えたIT好奇心と英語力
地方公立高校で初めてJavaの授業を受けた瞬間から、ITの世界に心奪われた小笠原さん。英語授業では海外のテックニュースを読み解き、グローバルな視点を高校生のうちに養いました。
Javaプログラミングと夏のITキャンプ
学校のPC室で初めて「Hello, World!」を書いたときの興奮は今も語り草。地域主催のサマーキャンプではIoTセンサーを使ったスマート農業の仕組みを学び、自作デバイスを先生にプレゼンしたことも。
英語クラブで培ったリーダーシップ
英語ディベート部に所属し、意見を論理的に組み立てる力を養成。全国大会に出場し、異文化コミュニケーションの楽しさを実感しました。

「プログラミング初体験が人生のターニングポイントに!青春時代に早速未来につながるスキルを得るって最高ですね。」
海外留学で磨いた技術とグローバル感覚
ニューヨーク大学アブダビ校でソフトウェア工学を学び、さらにワシントン大学セントルイス校修士課程ではビッグデータとAI分析を修得。
この2つの留学経験が高度な技術力と国際的視点を支えました。
アブダビでの多文化チーム開発
異なるバックグラウンドを持つ学生たちと協働しながら、Webアプリケーションをゼロから設計・構築。多様性の中でアイデアが化学反応を起こす経験を積みました。
ワシントン大学のビッグデータ基盤構築
全社横断ビッグデータプラットフォームの要件定義から設計・実装までを担当。リアルタイム解析基盤をリードし、データ駆動型意思決定の重要性を実感しました。

「海外での開発プロジェクトって聞いただけでワクワクしますよね。技術と文化のクロスオーバーが学びの幅を爆上げ!」
キャリアの舞台裏 キーエンスからMicrosoftまで
キーエンスでトップ営業を極め、Voicyで法人営業組織を牽引し、MicrosoftではDXプロジェクトを推進。
これらの経験がSales Marker創業の礎となりました。
キーエンスでの爆速成長体験
輸送・電子部品・食品業界向けに産業機器を販売。前年比400%増を達成し、営業ランキングで常にトップをキープしました。
Voicyでの多機能オペレーション
営業企画、新規開拓、アライアンス、カスタマーサクセスまで幅広く担当。特に法人部門の収益構造の再設計に成功し、組織安定化に寄与しました。
MicrosoftでのDX支援イニシアチブ
グローバル顧客向けにAI&ビッグデータソリューションを提案。システム設計から導入、その後の運用保守まで統括し、顧客満足度を継続的に向上させました。

「派手な成果だけじゃなく、泥臭い現場での成功も詰め込んだ経歴ってグッときますね。熱意と泥臭さのバランスが素敵!」
Sales Marker創業秘話とインテントセールス革命
ハッカソン優勝をきっかけに起業を決意し、日本初のインテントセールスSaaS「Sales Marker」を2021年にリリース。
創業2年半でYoY900%成長を実現しました。
ハッカソンで得た起業家マインド
アジア大会優勝の経験から「課題発見→即実装→即検証」のスピード感を体得。この手法がそのまま事業開発モデルになりました。
500万社のニーズを可視化するプロダクト設計
企業のWeb行動履歴を解析し、興味関心データ(インテントデータ)をリアルタイムで抽出。営業プロセスを自動化・標準化します。
受賞歴とグローバル評価
2023年にForbes 30 Under 30 Asia List選出、2024年にはWSJ Next Era Leaders受賞。CIOReview APAC「トップ20日本テック企業」でも優秀賞を獲得しました。

「ハッカソン→起業→グローバル受賞の流れが熱すぎ!『好きなことで社会課題を解く』って最高のロールモデルです。」
まとめ 小笠原羽恭の学歴と経歴が紡ぐ未来ビジョン
公立高校でのIT好奇心、海外留学での技術深化、キーエンス~Microsoftでの現場力、そしてSales Markerでの革新的挑戦。
すべてが「顧客課題をデータで解く」次世代営業モデルを描く原動力となっています。

「学歴も経歴もカラフルだけど、一貫して『誰かの課題を解決したい』が軸。そんな人生ストーリーに私も背中を押されました!」